突然「キーン!」と響く不快な音、ハウリング。 なぜあの音が発生するのか。
1. ハウリングの正体は「音の無限ループ」
ハウリングを一言で表すと、「スピーカーから出た音をマイクが拾い、それをまたスピーカーが出す」という循環が止まらなくなった状態のことです。
このサイクルが高速で繰り返されることで、特定の周波数の音が過剰に増幅され、あの衝撃的な騒音になります。
■ループの仕組み
・マイクが音を拾う
・アンプでその音を大きくする
・スピーカーから大きな音が出る
その音を再びマイクが拾ってしまう(ループ開始!)
2. なぜ「キーン」や「ブーン」と鳴るのか?
マイクとスピーカーの距離や、部屋の形、機材の設定によって、**「一番増幅されやすい音の高さ(周波数)」**が決まります。
高い音(キーン): 小さなマイクや高音域が強調されている時に起こりやすい。
低い音(ブーン・ボー): マイクがスピーカーに近い、スピーカーが壁に近かったり、低音が響きやすい空間で起こりやすい。
3. ハウリングを防ぐ3つの鉄則
・マイクをスピーカーに向けない スピーカーからの音を直接拾わせないため。
・距離を離す 音がループに飛び込むエネルギーを弱めるため。
・音量を適切に下げる 増幅の連鎖を断ち切るため。

